クラウドとはなにか?
前回のブログ記事で、 クラウドシステムとセキュリティ について記載した。
クラウドという言葉が普及している。
インターネットを経由してシステムを利用するからクラウドであると理解している方々が一般的ではないだろうか。
■よくある混同されるケース
1.データセンターに専用サーバーを設置して、保守までサービスするハウジングサービス又はマネージドサービス。
2. データーセンターに設置されているサーバーの中に仮想構成で他の利用会社と乗合利用する仮想ホスティングサービス
上記の2例は基本的には個別対応又は専用対応になるので、システムコストは高額になり、導入期間も長くかかることが多くみられる。
SC運営でシステムを導入するにおいて、ベンダーの「クラウド」という言葉を真に受けて導入し、導入コスト、ランニングコストが思った以上になってしまうケースが後をたたない。
導入するにおいて、クラウドとは何かをSC運営において、本来のクラウドとハウジング、仮想ホステイングサービスの違いを知っておくべきである。
また、ベンダー側も、何でもクラウドと呼ぶのはやめるべきである。やり過ぎると誇大広告、下手をすると詐欺になりかねない。
■ クラウドは標準パッケージサービス
SCキューブのショッピングセンターシステムのSCWAREテナント管理システム、SCWARE売上分析システム、WebSCマネジメントシステムの3システムは規模やタイプを選ばずあらゆるSCに適用できるようにSCに必要な精算機能、帳表レイアウトを揃えており、インフラであるネットワーク通信接続方法、セキュリティなども標準化して提供している。
よくあるケースであるが、RFP(提案依頼書)で要件を提示されることがある。
その内容は、帳表レイアウト、通信方法、セキュリティ方法まで事細かに条件提示されている。
クラウドは、すでにアプリケーションシステム、インフラなどを用意しているにも関わらず、別の方法で提案して欲しいとの内容で、そのことはクラウドではなく、ハウジングサービスのオーダーメードシステムを用意するしかないことになり、コストも高額になることは自明の理である。
SCキューブはSC運営について、広く・深く常にあるべき姿と時代の進化による先進性を研究しており、導入ユーザーに対して最小限のカスタマイズで足りうる姿勢でクラウドシステムのSCWAREテナント管理システム・SCWARE売上分析システム・WebSCマネジメントシステムを提供する方針を維持している。
それは、導入するお客様であるSC運営会社のオペレーション効率化とコスト削減、SCに来店される顧客サービスの質的なサービスレベルアップをはじめ、SC全体の売上増進効果による繁栄をサポートするシステム利用、そして省エネルギー化までを視野に入れているからである。
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